知的障害を持つ方と近い距離で関わることは初めてだった。感情をそのまま出す方や、何も見せない方など様々な性格の方がいることを実感した。そのため、声の掛け方が難しく、あまり積極的に話をすることができなかった。しかし、達成感や悔しさを滲ませた選手たちの表情を近くで見ることができ、非常に感動した。障害を持つ方の性格は十人十色であると思うが、誰に対しても気分の良い対応の仕方を学び、考えたいと感じた。
▶文学部 教育学科 1年
見た目では知的障がい者だと分からないような人もいたので、単に障がい者だからといった偏見の目を向けてはいけないと感じた。また、大会の運営には多くのボランティアがいて驚いた。円滑に運営するためにはこのような表面上だけでは分からないような影の力が必要なのだと感じた。
▶社会学部 現代文化学科 3年
一般的なスポーツ大会と比べて選手を直接的にサポートすることができ、選手を身近な存在に感じられました。また、「ハガー」という貴重な体験を通して選手とコミュニケーションを取り、選手一人ひとりの個性を感じ取ることができました。
一方で、選手が走り切った後に顔を合わせても、選手の心情を汲み取ることが難しく、どのように声をかけたら良いか悩む場面もありました。ですが、他のボランティアの方も一緒に声をかけてくれることも多く、安心してサポートすることができたと思います。
▶文学部 文学科(英米文学専修) 4年
障害を持っている方とお話をしたり関わる経験が少なかったため、非常にいい経験となりました。招集の際、ご自身の手術の経験や今まで経験してきたことなどを年齢性別関係なく楽しそうにお話している方をたくさん見かけ、パラスポーツだけでなく日常的にも障害者の方とお話をする機会を作れたらいいなと感じました。話しかける際の目線の合わせ方や歩くスピード、声がけなども実際に体験して学べたのでとても楽しく充実したボランティアになりました。
▶文学部 文学科(英米文学専修) 3年
障害の種類や競技によって異なる道具など、初めて見るものばかりですごく貴重だった。道具も自分で作っているものもあるという話を聞き、一人一人特性が違うからこそ、同じものを使うことはできないのだと感じた。
また、今まで福祉学科の授業で障害の特性や支援等を学んできたが、実際の誘導の際の声掛けなどが難しかった。授業を通して映像や文字で学んできたことを実践するには、たくさんの経験を積む必要があると思うため、今後のボランティアにも積極的に参加していきたいと感じた。
▶コミュニティ福祉学部 福祉学科 3年
100メートル走や1500メートル走などもよく見る競技も行われるなかで、障害者スポーツならではの競技、電動車椅子で行う楽しむためのレースがありました。競技者も、子供から高齢者まで、100メートル走では義足を付けて14秒台くらいのタイムで走れる実力のある選手もいて、さまざまな人がそれぞれのやりかたでスポーツに取り組んでいて、障害者スポーツではそれが認められているのだなと思いました。
▶観光学部 交流文化学科 3年